3/1に手術した病理検査結果がそろそろ出てくるので、保険証券を引っ張り出してきました。同じクリアファイルに健康診断結果も2016年度分から放り込んでおいたのでこの機会にまとめて記します。
健康診断結果(5年分)
2016年度健康診断結果報告
・2017年1月上旬
・乳房超音波:異常なし
・マンモグラフィ:両側 異常なし
・判定:A
今回の検査の範囲では異常を認めませんでした。
2017年度健康診断結果報告
・2017年7月上旬
・乳房超音波:異常なし
・マンモグラフィ:両側 異常なし
・判定:A
今回の検査の範囲では異常を認めませんでした。
2018年度健康診断結果報告
・2018年8月中旬
・乳房超音波:右側 乳腺線維線腫、両側 乳腺のう胞
・マンモグラフィ:両側 異常なし
・判定:B
わずかに異常を認めますが日常生活に差し支えありません。
2019年度健康診断結果報告
・2019年8月上旬
・乳房超音波:右側 乳腺線維線腫、左 側乳腺線維線腫の疑い、両側 乳腺のう胞
・マンモグラフィ:両側 異常なし
・判定:B
わずかに異常を認めますが日常生活に差し支えありません。
2021年度健診結果報告
・2020年10月中旬。
・乳房超音波:左側 乳腺症疑(13×8mm)、左側 乳腺のう胞(3×3mm)
・マンモグラフィ:両側 異常なし
・判定:乳腺症疑(C)、乳腺のう胞(B)
乳房に発生する腫瘤は、年齢やホルモンの状態によってかなり異なります。ほかの疾患との識別のため、経過観察が必要です。
健康診断結果を振り返って
乳腺線維線腫って?
2018年、2019年に健康診断結果で記載されている「乳腺線維腺腫」。
日本乳癌学会から出ている患者さんのための「乳癌診療ガイドライン」に「乳腺線維腺腫」の解説があったので引用させていただきます(めちゃくちゃ活用させていただいてます…これは買ってよかった本のうちの1冊です)
乳腺線維腺腫とは,乳房の代表的な良性腫瘍で,10歳代後半から40歳代の人に多く起こります。ころころとしたしこりで,触るとよく動きます。マンモグラフィや超音波検査などの画像検査や針生検などで線維腺腫と診断された場合は,特別な治療は必要なく,乳がんの発症とも関係ありません。閉経後には徐々に縮小してしまうことが多いのですが,しこりが急速に大きくなる場合は,摘出することもあります。
患者さんのための乳癌診療ガイドライン2019年版:http://jbcs.gr.jp/guidline/p2019/guidline/g2/q8/
もうちょっと早く、乳腺外科クリニックへ検査に行っていたら結果は違ってたかなぁ…って思ったけど。ガイドライン解説では「超音波検査などの画像検査で診断されたら、特別な治療は必要なく、乳がん発症とも関係ありません」って書いてあるから、当時の自分だったら専門クリニックで診てもらうことはなかったと思うと、発見されるタイミングは今年、つまり2021年1月が必然だったのかもしれません。
(セルフチェックでは胸にしこりを感じなかったし…)
ラッキーだったこと
振り返ってラッキーだったな、とおもったのが一つ。
2020年度から健診センターが変わったんです。
今まではB判定でちょっと異常がありそうだけど、日常生活は気にしなくてもいいよ、だったんですが、今回はC判定で経過観察で3か月以内に病院へ行ってね~っていう判断。前の健診センターが悪いってわけではなくて、判定結果の書き方が異なったのでちょっと真面目に読みました。
C判定って悪いほうへランクアップしたこともあったし、ゲッターズ飯田さんの本のこともあったので、乳腺外科クリニック受診へつながったかな、と。
今回、強く思ったのは、
健康診断は毎年(定期的に)行くこと。
気になる所見があれば、専門クリニックへ。
家族、友達、同僚に口を酸っぱくして、伝えたい。
梨丸の場合を備忘録として記載しています。症状や状況によって、処方や治療内容は異なります。
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