ネットサーフィンで見つけたセミナー「なんでやねん!大阪がん医療ウエブセミナー」。タイトルからして大阪っぽいそのタイトル(w)しかも『がん医療に関する用語と医療者に聞くべきこと』という内容。そしてオンラインで視聴可!アーカイブ配信されているのもありがたい。
以下は、自分用に感想を残します。自分が残しておきたい部分だけメモを取っていること、記載していることは梨丸が理解ができておらず違っている可能性もあるので、ご興味ある方は「近畿がん診療推進ネットワーク」youtubeのアーカイブ配信でご確認ください~
がん医療に関する用語と医療者に聞くべきこと
「全生存期間、5年生存率、奏効率など本当の意味を知っていますか?」というキャッチコピーも付いているセミナーだったので、まずがんサバイバーさんと医療関係者それぞれの立場で医療用語についてお話。それからがんサバイバーさん(卵巣がんの患者会の方)と先生の対談があり、QAもあり、最後はアイドルグループさんも参加したおさらいクイズでした。
気になったことつらつらと箇条書きで。
- 自分が知っていると思っている単語、実は意味が正しくのかもしれない…
- 奏効率、全然違う意味で覚えてた。治る率じゃない、どれだけ治療が効いたか。
- OSはOverall Survival(オーバーオールサバイバル)の頭文字。全生存期間のこと。
- 全生存期間は、死亡原因ががん以外の病気や事故なども含まれている
- 示されるデータは過去の臨床試験の1データ
- 医療情報は科学的根拠があるかどうかでレベル分けできる。どんなに有名なドクター(名医であっても)が言ったとしてもレベルは一番下…一番信頼が高いのは患者数が多いランダム化比較試験。
- 新薬開発は全工程で15年!
- 臨床試験・治験には第1相試験から~第3相試験まである。第3相前でその薬が進んだとしても、新薬にならない場合もある
- 信頼できる医療情報は、著者名あり、日付あり、情報元が記載されているもの。学会の専門家が集まって作っているガイドラインや国立がん研究所の「がん情報サービス」、民間なら「オンコロ」
- 最近公表された小倉アナウンサーの肺がん報道。実際は膀胱がんの転移だから、肺がんではない。膀胱がんの転移であり肺がんではない…(確かにニュースサイトみると全部タイトルに肺がんって入ってる…!)
- 学会研究会どんな学会を信頼すべきか?それは3つ(日本臨床腫瘍学会、日本癌学会、日本癌治療学会)
以上です。
セミナー視聴する機会にあえてよかった!ありがとうございました~
ご注意ください
梨丸の場合を備忘録として記載しています。症状や状況によって、処方や治療内容は異なります。
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