【博覧会】第31回日本医学会総会博覧会行ってきた！（前半）

4年に1度実施されているらしい、日本医学会の博覧会『第31回日本医学会総会』へ仕事返りに行ってきました！

可愛いホームページのTOPページ、親しみやすい。
日本医学会総会2023東京博覧会HPより

ドクターの学会とか学術展示もあったけど（もちろん入れない）、博覧会は一般人誰でも入れるのでちょっとドキドキしながら、東京国際フォーラム地下２階へ！いろんな医療従事者さんの団体や企業さんもあって面白い体験ができました！いろいろ丁寧に教えていただけてありがたい。医療従事者の皆さんに感謝です…！とても楽しかったので会社の同僚とか友達にめちゃおすすめしました。

テーマ展示：こどもたちと学ぶ　なるほど！医学体験

スタッフさんに声をかけられて（平日の夕方は人が少なめでお子さんもほぼいない感じだったので）きいてみたら、包帯巻ける体験ができるということで教えてもらいました。

今は伸縮性も高い包帯だし、手術の時も包帯とか使わず他の保護する（自己再生能力？を助けるもの）を使うし、整形外科のような場合は巻き方が違うのよね…っていうことでしたが、ずれないように包帯を巻く方法を教えていただけました。使う機会がほぼないと思うけど、知らないよりは知っててよかったな～って思います。

あ。けがをしたときはまず傷口をあらって、止血すること。傷口は心臓よりも上にっていうのも忘れない（己用メモ）

そして。病理実験８Kモニターのところでフライヤーをゲット～

お家に帰ってじっくりみたら、病理学会さんが配布されているものでした。

病理診断、私も乳がんの時の病理診断も手術中の術中迅速診断などなどでお世話になっているともいます。

（病理学会さんのPDFのキャプチャー、お借りしました：https://pathology.or.jp/ippan/oshiete.html）

病理学会さんで漫画が読める！そしてPDFデータもダウンロードができるようになってます。
漫画でわかりやすく、子供にも興味持ってもらえそう！この世界に興味を持ってまた素晴らしいドクターが増えますように…！

日本病理学会市民の皆さまへ

日本病理学会,病理,研修,専門医,コンサルテーション,医学,医療,病理学病院,病気,研修施設,研修医,認定病院

あと、フライヤーに「ドクターオブドクター」の表示があるのですが…この理由は、医師からの依頼で患者の確定診断をするのが病理医なのでそう呼ばれているらしいです。確かに。

日本病理学会のホームページを拝見したところ、病理コア画像も閲覧できるようで、また知らない世界が見れてすごかった…

この面白い御本を書かれている先生も病理医の先生でした。

おしゃべりながんの図鑑病理学から見たわかりやすいがんの話

テーマ展示：知りたい！がんとゲノム医療

そしてがん遺伝子パネル検査の展示。

がん遺伝子パネル検査とは
がん遺伝子パネル検査は、がん細胞に起きている遺伝子の変化を調べ、がんの特徴を知るための検査です。がんの特徴が分かれば、一人ひとりに適した治療法を探すことができます。患者さんのがん組織や血液を使って、がん細胞の数十から数百の遺伝子を一度に調べ、その中で起きている遺伝子の変化を確認します。遺伝子の変化によっては、効きやすい薬が分かる場合があります。検査結果は「エキスパートパネル」と呼ばれる専門家の集まりで検討し、担当医はエキスパートパネルで話し合われた結果を参考にして、治療法を患者さんに提案します。
また、この検査は保険診療で行われるものと、自費診療で行われるもの、研究で行われるものがあります。費用に関する詳しい情報は担当医にお尋ねください。
C-CAT:https://for-patients.c-cat.ncc.go.jp/knowledge/cancer_genomic_medicine/panel_test.html

ゲノム医療のイメージで、乳がんだとBRCA1/2遺伝子検査なのかな…とおもってたのですが、医療だから検査とは違うっていうのをようやく理解…。

遺伝子パネル検査、治療薬の適応があるのは今だと10％くらい。それが高いのか低いのかは…どっちなんだろう…医療の進化を引き続きお願いしたい（祈人祈）

そして、がん遺伝子パネル検査は、誰でもすぐに受けられるってわけではないのでした。

保険診療で行われるがん遺伝子パネル検査は、①標準治療がない固形がん、②局所進行もしくは転移があり、標準治療が終了した固形がんの患者さんが対象です。また、検査の前に担当医が全身状態を確認します。
C-CAT:https://for-patients.c-cat.ncc.go.jp/knowledge/cancer_genomic_medicine/panel_test.html