【乳がんの名医オンラインセミナー2021】第3回[知って欲しい乳房再建の“今” ~人工物再建の最新情報~]備忘録

GW前の週末、再建について無料セミナーが開催されたので拝聴しました。再建はもうちょっと先かな、とおもうけど今の最新情報を、ということだったので申し込み。テレビ番組「家庭の医学」を作られている制作チームが作られるなら(乳がん&再建のKOLの先生方なのかな!?)とじっくり拝聴。再建するなら、自家組織を第一選択肢にしてたけど、視聴させていただいてインプラントもいいかも…と考え始めました。再建するなら、数年後。引き続き情報は集めていきたいところ。

乳がんの名医オンラインセミナー2021第3回概要

【詳細】

2021年4月25日(日)

14:00~15:00 岩平先生 講演

15:00~15:30 土井先生との対談・質疑応答

講師:岩平佳子先生(ブレストサージャリークリニック院長)

テーマ:知って欲しい乳房再建の“今” ~人工物再建の最新情報~

【こんな人にオススメ】

・そもそも乳房再建ってどうなの?

・再建したら再発した時に影響はある?

・自家組織再建やインプラント再建のメリット・デメリットを知りたい!

・人工物再建を今の時期に行うのが心配…

・コロナ禍での感染リスクやリンパ腫問題を聞いて不安…

「乳がんの名医オンラインセミナー2021」申し込みページ

セミナー拝聴、備忘録

以下、セミナー内容を理解ができておらず違っている可能性もありますが、自分用に備忘録としてつづります(自分が残しておきたい部分だけメモを取っております~)

※今後このセミナーもアーカイブ化され、youtubeにアップされるみたいです。「ユーコム乳がんオンライン事務局」チャンネルでは、今まで配信されてた内容もアップされてます(あとで視聴させていただきます)

ALCL

インプラント関連身分課題細胞型リンパ腫(BIA-ALCL)についての解説。

現時点で世界で733人、日本国内では1人しかいない。

発症率は低く、予後も良い(検診でわかるため、1年に1回の診察が大切)、治療方法はある(被膜拘縮と一緒にインプラントを抜去する)

正しく怖がることが大切という先生の言葉。

インプラントでの再建

・岩平先生は、人工物(インプラント)の「二次再建」を推されている印象。インプラントを入れるときはエキスパンダーでしっかりと伸ばして(半年~8か月)から手術すること。皮膚の伸びが少ないと、インプラントが留置下で中で回ってしまうケースもある。

・エキスパンダーは1年で壊れる可能性が高いため、早めに入れ替えしましょう。
・大きな病院を卒業して再建するなら、乳腺専門の開業医へ(たくさん専門医はいます)

被膜拘縮関連

被膜は刺激によって起こりやすい。

10年経ってから起きる可能性も。10年で1/4ぐらい被膜ができる。
10年でインプラントを入れ替えしましょうという話があるのは、インプラントが壊れる(破れる)というより、被膜拘縮の可能性があるため。

QA

Q:ラテックスアレルギー、人工物入れられるのか?

A:報告は今のところなし。先生も実際に経験がないとのこと。そもそも乳がんの手術(エキスパンダー挿入)の時にわかるはず。

Q:人工物での再建で再発や遠隔転移は発見できるの?

A:検査はできる大胸筋の上、CTやMRIで診てもらう。自家組織での再建のほうはわかりにくい。

Q:再建した場合、人工物のリンパ腫の発見はできる?

A:乳腺外科は、術後10年で卒業だが、インプラントは検診を続ける。

Q:手術の傷跡は保湿はしたほうが良い?
A:保湿、大切!お風呂に入ってしっかり洗う。術後、触れないという患者さんもいるが、どんどん洗ってあげて。

Q:何年経っても、再建は受診できる?
A:できる!70歳の方も増えている。

Q:脂肪注入、脂肪注入の保険適用関連
A:吸引場所(太もも、お腹など)は凸凹になるので1か月程度、ガードルをする必要あり。1回の量は250㏄ぐらいだが、使うのは6割ぐらい(定着できる量はもっと低い)。
脂肪吸引はシリコンに組み合わせて使うのがおすすめ。保険適応はもうちょっとかかりそう。

参考リンク

お話をいただいた岩平先生のyoutube

所感

再建のこと、書籍やネットで知っていることもあったけれど、実際の症例写真を見ながら解説をいただく先生のお話、わかりやすかったです。インプラントでの再建もよいかも…!と思えました。

岩平先生のyoutubeでリンパ腫についてお話されてます。聞き漏れてるところもあったので、またお話聞けてありがたいです~~

6月には同じ制作会社さんのほうで、自家組織でのセミナーを開催されるとのこと。そちらも拝聴させていただきたいとおもいます。Peaix、ちょこちょこチェックしなくちゃ!

ご注意ください

梨丸の場合備忘録として記載しています。症状や状況によって、処方や治療内容は異なります。

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