手術翌日。入院5日目です。
普段だったら空いてる時間にあれやったりこれやったりと忙しくしたいタイプなのですが、なにもする気が起きない。気力が萎えているのが自分でも明らかにわかるほど…傷にパワーを取られてるのかなぁ…。
術後一日目だけど、ベッドから歩きます!(歩けます)
尿道カテーテルと点滴も外されて身が軽くなりました。
が、痛い…(>_<。)痛みとお友達な一日です…
※点滴やドレーンの入ってる写真がありますので、苦手な方はここで回れ右(ブラウザバック)してください
新しい朝が来た
脇の鈍痛と胸の圧迫感に堪え、寝返りも打てず仰向けで腰もお尻もじーんと感覚がなく。ほとんど眠れなくてげっそりだったけど、外が明るくなっていくと気持ちも明るくなってきます。
左胸の鈍痛は、悪いものと一緒になくなってしまったからだけど。これから新しい形が始まるんだなぁ…と思った術後1日目。
看護師さんの傷跡チェック&ドレーンの排液処理
術後から看護師さんが2時間に一度ぐらい傷跡のチェックでバストバンドを外してくれます。圧迫されてた胸が解放されるので、めちゃくちゃ呼吸しやすい…
傷跡は毎回キレイ、っていわれるんだけど、どういうのが綺麗なのか…?怖くて、新しい形…とはおもってはいてもまだ傷跡は見れず…
そして傷跡チェックの後、再び丸まったかーぜたいなのを入れてバストバンドでしっかり固定されます。それがまたずーーーーーーんと痛い(T皿T)
傷跡チェックと合わせて、ドレーンの管から出てくる排液の処理もしてくれます。ドレーンはリンパ液をからだの外に出すための管で、私の場合は前胸部と腋窩(わきの下)2本が入ってました。
不織布の紺色ポシェットに入れていつも一緒です!!ちょっと血が混じってたりするけど、愛しい相棒です。
点滴外れる
朝7時ごろ点滴がなくなりました。ただ点滴で痛み止めを入れる可能性があるので、ルートはいれたままにしておきます~ということでそのまま。…最終的に痛み止めの点滴は先生からOKもらえず、経口タイプのロキソニンになったので夕方には点滴ルートともバイバイでした。
午前中に歩く!
手術翌日に歩きますよ~って話は聞いてたんですが、午前中に歩くとは思っておりませんでした。朝8時ごろ、頭側のベッドを起こしてもらって少し様子見。気持ち悪さとかないようなら、さらに起こしてだらっと座っているぐらいの角度(70度ぐらい??)にまでベッドが起こされました。
個人差があるようですが、私は麻酔の副作用にあるような吐き気や頭痛も起きず、ベッドが起こされても貧血みたいにふわっとすることもなし。
看護師さんがやってきた10時頃。検温と血圧測定の後、歩く練習しましょうか~ということで、ベッドから足を下ろします。
すぐに歩くのかな~とおもったんですが、まずは足踏み10回。
再び血圧測定。
問題なかったので、看護師さんと一緒に、採尿パックを点滴台に下げて、ドレーンの入ったポシェットを首から下げて、ゆっくりと入院している階のフロアを一周しました。途中気持ち悪くなったら車いすもあります~ということだったので安心して歩けました。
5分ぐらいだったけど、戻ってきたらちょっと息切れ。
でも、手術の次の日に歩くことができるって、すごい!
手術の方法やいろいろと管理をしていただいてる医療技術のおかげです。
尿道カテーテル抜去
歩けるようになったので、尿道に入っているカテーテルを抜去しました。
ぶぶぶぶ~と抜ける感触が気持ち悪い(痛くはないです)
抜かれてるときに粗相しちゃった怖いなとおもったのですが、看護師さんはプロなのでするっと抜いてくれました。
尿道カテーテル抜いたあとですが、すぐにトイレへ行きたくなりました。
パンツをはく前に、お手洗いへ。
人によっては排尿の感覚が変になってしまうこともあるようで、その時は看護師さんに教えてくださいってことだったんですが、私は問題ありませんでした。小をするとき、ぶぶぶぶぶぶぶぶーって抜去されてるときみたいに鳴って面白かったです(w)
上げ下げ楽なパンツ(ショーツ)にすればよかった…
戻ってきてパンツ(ショーツ)を履くにあたって、ロキソニンで痛みは若干抑えられてるものの、やっぱり鈍痛があるなか、初回は看護師さんにお手伝いしてもらってなんとか上げたんですけど、ちょっと失敗でした…
生理も近いことがあって、お腹までしっかり包まれるボクサータイプのちょっとパワーがあるショーツを持ってきてたのです…通常のときはパワーがあるってわかってなかったけど…術後、左胸からわきにかけて傷跡があるので左手がなかなか動かず…いつものように両手でパンツをあげようとすると激痛が走ります…(T^T)
術後は健側(私の場合は右側)片手であげられるぐらい柔らかなショーツを用意すればよかったと激しく後悔。
柔らかなショーツ…買うべし!
梨丸はお通じはよいほうなので、手術翌日もしたのですが…イキむと傷がじわっと痛くて困りました…orn
仕方がないけど便意を我慢すると便秘になるのもつらいので、ちょっと涙目に…仕方ないけど痛かった…
手術後初めてのご飯
手術した日はまるまる絶食&翌日の朝もなかったので、お昼ごはんがとっても待ち遠しかった…痛みもあったりするものの、おなかは別物だったらしく、ぐぅぐぅ鳴ってました。内臓の手術じゃないしね。おなかは普通にすくよね。
術後初めての食事はお蕎麦でした。おかゆじゃなくて、常食!!
でも。
おなかがすいてたんですが、胸の圧迫とか1日半ぶりの食事だったせいか、食べれる量は半分程度でした…
夜の回診にきていただいた主治医の先生にそれを伝えたら、バストバンドの止める位置を変更してくれました。ちょっと締め付けが楽になったので、普通にご飯を食べることができるようになりました…!
バストバンド止める位置
バストバンドの止める位置は先生が赤ペンで書いてくれていて、看護師さんは傷跡チェックの時にそのラインに合わせて止めてくれます。
手術終わりから次の日の夜までは右側(脇に近いほう)のラインでした。5センチもないけど、この5センチで、だいぶキツさが変わります…!
午後の体拭きでさっぱり!
お昼後に看護師さんが濡れたタオルを持ってきてくれました。
汗をびっしりかいたので、背中を拭いてもらってとても気持ち良かった…下半身もタオルを借りて拭いて新しいパジャマにお着替え。
看護師さんから下半身のシャワーは明日からできますよ~って教えてもらってけど、こんなに痛くて下半身服だけでもロボットみたいな動きなのに、シャワーできるもんなのかしら…?
術後1日目の痛み
いろんな痛みがあるとおもいますが…
私の場合、胸と脇の鈍痛は、じーんとかじわじわ~というしびれるような痛み、突っ張られる痛みでした。ベッドから起き上がるとき、左手をつくのもままらなず…右手と腹筋でがんばって起き上がるかんじ。
術後1日目の痛み止め。8時、4時、22時の三回飲みました…
本当はもっと飲みたかったけおd、ロキソニンは1日3回まで、4時間以上間を開けないとだめということで…痛みがでてきたときは横になって時間が過ぎるのを待ちました…
本を読むのも、動画みるのも、漫画を読む気力もなくて、ただただぼんやりするだけ。気力がわかないってこういうことか…
そして、一番つらかったのはその夜…!
ロキソニンも効くまでちょっとかかって、寝るのもなかなかつらい夜になりました…
でも。
手術の翌日なのに、歩いて普通にご飯食べられるってすごいよね!
梨丸の場合を備忘録として記載しています。症状や状況によって、処方や治療内容は異なります。
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