入院4日目(手術日)
手術当日、入院4日目の朝も看護師さんの巡回よりも早く起きました。ぐっすりとは言わないけれど、断続的にではなく、しっかりと寝ることができました。
いざ手術、緊張するけど旦那さんに手術前にあって手術に臨もうかとおもったんですが、まさかの手術時間前倒し…!そして会うことができないまま手術だったの巻。まぁ、緊張もしたけど、笑いのほうが上回ったし、無事に生還できてるので問題ナッシング!
朝一で思ったのは「お水飲まなきゃ」
起きて一番に思ったのは水を飲まねば…!でした。
水以外の食べ物は3日の夜9時以降NGで、お水だけは手術当日の朝7時まで飲むことができます。手術は12時ごろからだから、そのま5時間は飲まないわけで…
絶対にのどが渇く!!
そして、飲んじゃダメって思ったら、余計に水が恋しくなるよね…!!
試験勉強ぎりぎりまで問題集開けておくタイプの梨丸。お水もぎりぎりまで7時になるまで飲んでました。最終的にとてもトイレが近くなりましたw
もちろん、脱水にならないように、センチネルリンパ節シンチ検査の後、点滴で水分補給があるから安心してねvと看護師さんからは事前説明がありましたけど、口からごくごくしたいよね…!!
トイレ大(お通じ)問題
実は看護師さんに、ちょっと恥ずかしい気持ちで入院の時に確認をしたことがありました。
それは、
手術前に浣腸もしくは手術前日に下剤的なものはあるのか?
ということでした。
答えとして、手術前の浣腸、前日の下剤もないとのこと。
手術の前日は21時で絶食だけど、普通にご飯を食べるわけで…それで、手術後一日半ぐらいはトイレいけないわけですよね…と思ってたんです。
手術後にお通じ関連で困るというケースはかなり少なそう、もしおなかが痛くなったとしても看護師さんがお手伝いします、とのこと。
…そ、それは避けたいな…まだ介護には抵抗があるお年頃です…!!!まぁ手術後はもうどうにでもなれな状況だとはおもうんですけどね…
ちょっとドキドキしてたのですが。無事に、緊張のせいか、朝の時間に2度ほどするり~とお通じが出てくださいました。
ありがとう、梨丸の体。しっかり出してくれたので、お通じ問題は無事に解決!!
そして、前日も計測したけど、手術当日の朝も体重測定ありました。夜から絶食したおかげか?!二度もするりとお通じがあってちょっと減ってました(^^)
ちなみに手術後もおなかが痛くなることもなく、看護師さんのお手を煩わせることはありませんでした。よかた~~
点滴ルート入らない問題
体重測定の後、お水にストロー入れてすぐに飲めるように2本準備したり旦那さんとか友達にラインをしてたところで、点滴のためのルート取り看護師さん登場!
しばしば病気の時に耳にする点滴ルート入らない問題。
梨丸もどちらかというと血管が細め。献血や健康診断の時はいつも両手を見せてよさそうなほうを看護師さんに選んでもらうんですが、日によって採取する腕は違うという不思議w
入院は3回目です。初めて入院した小学校の時は、とっても大変だった記憶があるんです。当時の入院理由はマイコプラズマ肺炎だったため、熱やら咳やらで意識朦朧として当時の記憶はあまりなんですが、点滴だけは辛いことだけしっかりと覚えてます。で。30代後半で入院2回目。そのときは子宮筋腫の摘出手術だったんですが、その時の点滴は問題なくすっと入っててさし直しもなくて快適だったんです。だからまぁ大丈夫だろ~なんておもってたんですけれども。
そんなことなかったわ!!(T◇T)
今回、看護師さんお二人に点滴の針差しをやっていただいたのですが…うまく入らないようで…刺したあと探り当てるのに血管ぐりぐりされるってこれか…!!!
痛い~~~~じわ~~~っとじゅわっと痛い~~ずっと痛い~~~
そして針が抜かれる…を繰り返すこと3回。
一旦、点滴ルート取りは一旦休憩となりました。
看護師さんがとっても申し訳なさそうに対応してくれるのがかえって申し訳ない。うちの子(血管)がわかりにくくてすいません、、、、人によってはもっと刺される人もいるとおもうので、贅沢は言いません。ただ次は一発でいれてくれるとうれしいなぁ(希望)
MR検査室
点滴ルート取り休憩中、担当の看護師さんからMR検査室へもっていくカルテが届きました。このRIをセッティングするのは痛いって先達のみなさまのブログなどで拝見していたので、ちょっと緊張。
痛いのは避けたいわぁ~~~って普通おもうとおもうから、わたしおかしくないとおもう。
(センチネルリンパ節検査については、自身の後学のためにも別途エントリーしたいとおもいます)
ちょっと喉もかわいてきちゃったので歯磨きして口をさっぱりさせてから(もちろん水分飲むのはNG)出陣するぞ~としゃこしゃこ歯磨きしてたとき。
ちょっと慌てた担当看護師さん登場!
オリエンテーションのときに担当いただいた看護師さんだったので、どしたんです??なんて笑ってたら。
「手術時間が前倒しになったのでMR室は行かないで~」
ん?
一瞬何を言われたか、理解ができていなかった梨丸。頭の上のクエスチョンマークが見えたんでしょうね。看護師さんが申し訳なさそうに…
「手術1番目に変更になったので、あと10分で手術室へ行きます」
とのこと。
時計は8時50分。
ん?
ん?!
まじでー!!
歯ブラシ口にいれたままで「うそでしょー?!」って大きめの声あげちゃったとして許していただきたい…。
旦那さん来てないし!(今生のわかれってわけじゃないけど!!)
そもそもまだ心の準備できてないし!!
センチネルリンパ生検は、事前に手術時間によってはRIではない方法で実施する旨、主治医の先生からお伺いしておりましたが、この土壇場で変わるもんなの?!
実際起きてるからあるんでしょうな!!!わははは。
笑うしかない。
とりあえずちょっとだけ時間を看護師さんにもらいまして、歯磨きを速攻完了させて、旦那さんに電話連絡。ちょうど家を出る前だったのですぐ電話でてもらえてよかった。行ってきます~といっえてよかったわ。君一人にしていかないから安心したまえよ。
あと母にも行ってきます連絡したんでした。母はがんサバイバーではないけれど、手術回数としては先輩。先生に任せてね。頑張ってこいと送りだしてもらえました。ああ、かあちゃん。ありがとう。両親よりも先には逝かないと順番に逝くのが親孝行だと、中学生の時に叔母を見送った祖父祖母から学んだから、大丈夫だぜ★
悪いものを取って、長生きしますぞ!!!
という気持ちに。
まぁ、やっぱり突然すぎて笑っちゃうけど。
神様、お願い!
旦那さんや同僚、お友達からお守りをいただいていたので毎日朝夜そちらにご挨拶させていただいてるのですが…行く前もしっかりお願いました。
無事に終わりますように。
悪いもの、左おっぱいが全部持って行ってくれますように!
持って行って昇天できるように助けてください!
手術着&弾圧ソックスへお着替え
看護師さんがもってきてくれたパジャマと先日測定した弾圧ソックスへお着替え。ブラはなし、下は自分のおパンツです。
弾圧ソックスが、新しいこともあってメディキュット以上にきつめ。履くのに四苦八苦。なんとか履き終えて準備完了です!!
手術室へGO
手術フロアへ移動
看護師さんに付き添ってもらい専用エレベーターで手術室のある階へ移動。最終的に、点滴なし。手術室で先生に対応してもらうことになったとのこと。
そしてドキドキしてきた!!(思い出してドキドキしてますw)
でもあまりのことだったので、妙なテンションでひたすら笑ってしまう感じでした。そんなことあるんだねぇって思ったんですが、意外とあるあるなのかな~?(w)
手術室はナンバー3
手術フロアー到着。続く扉の窓にパーティーのときとかシーズナリティーを出すためによく売ってるジェル、この時は海の生き物のものがペタペタ貼ってあり、ちょっとほっこり。
こういうのいいよね~
看護師さんが手術室の番号を確認して歩いていきます。
乳がん手術とは別の病院で子宮筋腫の手術をしたんですが、その時も歩いて行ったんですが、廊下がものものしくて怖かったんですよね。でも今回の手術はとても廊下が明るくて、思いがけずのハプニングでテンションが笑いのほうに変わったので、まったく嫌な感じがしませんでした。
緊張で時間を待つよりも、仕方ない笑っていこうぜ!っていうほうが私にはあってたかもしれないな、と手術が終わった今、思います。
手術室の前で改めて名前、血液型、手術内容、アレルギーなどの確認がありました。ちょうど先生も中から廊下に出てきてくれたので、「先生、時間変更で家族に会えないです~」って訴えちゃいました(w)まぁ先生に言われてもどうしようもないことだとおもうんですけどね!!
付き添いそってくれた看護師さんに行ってきますをして手術室へイーン!!
手術室の中は、ドラマで見る感じで真ん中に手術台があって天井から六角形(五角形だったかな?)の大きなライトが下がっていて、周りにはたくさんの機械がありました。
ああ、ここで手術するんだわ。私。
腹をくくりました。
手術台に乗っちゃうぞ!
ON THE 手術台
よろしくおねがいしますとお願いして靴を脱いで手術台へ。
横になってみたら、めちゃくちゃ手術台が温かい!「あったかい~」って思わず声が出ちゃったんですが、爽やかスタッフさんが「あたためておきました!」ってこれまたさわやかに言ってくださったので、ほっこり~(スタッフさんが寝てあためてくれてるわけじゃないけどね、もちろん)
横になってマスクを取られると酸素マスクが付きました~
そして頭上から麻酔科の先生から「酸素入りますよ~」と穏やかな声。そして着々と進む準備。梨丸は手術台の上に仰向けで、かけてきた眼鏡も取ってもらったので最早何がどうなっているのかわかりませぬ。
麻酔の先生の声を聴いてました。
「あら点滴がないわね」の声には「看護師さんがうまくできなかったみたいで先生にやってもらう~って言ってましたよ~」とお返ししたけど、そんなことはきっと共有済みだろうよね。右手の甲に入れてもらいました。ちょっとだけ右手の甲に痛みはあったけど針はするっと入った模様。で、何か言われたんだけど(もう少しで眠るなるよ~的なことだったかな???)この辺から記憶があやふや。
血圧測定みたいに腕にぎゅーっと圧がかかって苦しいな~とか思ったり、目の前のライトを見ながら、旦那さんのことふっと思い出したりしたあたり
「手術終わりましたよ~」
の声がかかり目を開けたら、手術室じゃないとこにいました(いつ目を閉じたのか覚えてない)
ただわかるのは
手術終了してました!!
まじ、 一瞬!!!
子宮筋腫の時も一瞬だったけど、なんか夢見たかな?ぐらいの感覚あったのに、今回は本当に一気に終わってた。旦那さんの顔出てたのは夢だったのか???なぐらい
いやぁ終わった!!!
ですごくながくなっちゃった…!!!ので入院4日目手術までで一旦区切ります。
梨丸の場合を備忘録として記載しています。症状や状況によって、処方や治療内容は異なります。
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